YMCAキャンプ(体育編)
さて、体育編!!
1週目と同様に赤、黄、緑、青、白に分かれて運動会に向けた種目の練習を開始しました。
午前中は運動会の競技種目を練習し、午後は日本のダンスを教えて欲しいとの事だったので、恋ダンスをチョイスして子どもたちに教えてみました!
このキャンプでは年齢が様々だったので、低学年向け競技、高学年向け競技、全体競技と3つに分けて取り組みました。
図工の時も同様でしたが、セネガル人から道具や競技説明に関わることなど様々な力を借りながら練習を進めました!
玉入れや大縄、フラフープ渡しなど、日本で行われるような競技を実施しました。1週間という短い期間で練習したという事もあり、上手くいった競技もあれば上手くいかなかった競技もありました。
上手くいった競技は大縄跳びと台風の目
大縄は1回に跳ぶ人数を減らすなど、跳びやすくする工夫をした結果、練習を重ねるほど、子どもたちがテンポ良く跳べるようになっていきました。
台風の目も1週目の時に色塗りをした木の棒をバトンにして、スムーズな受け渡しをする事が出来ました。
反対に上手くいかなかった種目は宝さがしゲーム。
制限時間内に中央にある新聞紙を各色の自分の陣地にどれだけ新聞紙を持ってこれるかを競う種目。本来、1人1個ずつしかボールを持ち運べないルールでしたが、1度にいくつも運んでくる子や参加者以外の子がボールを運び、自分の陣地に持ち込む等の不正がはびこり、何とも後味の悪い感じで終わってしまいました。
低学年向けに行ったこの種目は練習の時は上手くいっていましたが、本番になると負けず嫌いで勝利にひたすら貪欲なセネガル人。事前にルールの徹底が出来ていないと楽しいものも楽しくなくなってしまいます。反省点の1つですね。
もう1つはセネガル人の本番の気合の入り具合をなめていた点です。勝利への執着心が強過ぎて不正をしてしまう事はある程度予想出来ていた事(>_<) スムーズな進行の事ばかり考えていて、子どもたちがどんな気持ちで運動会に臨んでいたのかまるで理解していませんでした。
何とか無事に終わった運動会。楽しさよりも苦労が多かったような気がします!笑 セネガル人に買って欲しいと頼んだものが無かったり、台風の目で使用する為のバトン(木製)をテンションの上がった子どもによって地面に叩きつけ、折られたりしたこともありました。
なんだかんだ色々あったけど、それでも今では行って良かったと思っています!10人以上の協力隊の仲間と一緒に活動出来るなんて滅多に無い機会だし、このキャンプを通じて改めてセネガル人も彼らなりに考えている事があり、こちらの押し付けでは何も意味が無い事を身に染みて感じました!
YMCAキャンプを通じ自分の活動にも還元できそうな経験をたくさん得られました!来年もまた行こうかな!